10年以上経過したエアコンもクリーニングできます!|大阪堺市のエアコンクリーニング、ハウスクリーニング会社プロコート

プロコートへ

TOPブログ > 10年以上経過したエアコンもクリーニングできます!

2020/03/27エアコン
10年以上経過したエアコンもクリーニングできます!
こんにちは!
プロコートの村上です。

今回は最近行ったエアコンクリーニングを何件がまとめてご紹介していきます。

【神奈川県横浜市保土ヶ谷区でのエアコン洗浄!】

まず1件目は神奈川県横浜市保土ヶ谷区でのエアコン洗浄!でのエアコンクリーニングのご紹介です。
クリーニングしたエアコンは三菱重工製スタンダードエアコン、2005年製のビーバーエアコンです。

こちらのお客様はエアコンを使うと臭いにおいが出てくるのが気になって今回クリーニングを申し込まれたそうです。エアコンを使っていると臭いにおいがするのは辛いものがあります。

早速エアコンの内部の状態を確認するために分解をしていきます。

エアコン全体を覆っているカバーなどを取り外して送風ファン部分を剥き出し状態にしたものがこちらです。



送風ファンにはカビとホコリが固まったものが大量にこびりついていました。奥の方まで黒いカビも大量に生えていました。

では、エアコンクリーニング専用の洗剤とエアコンクリーニング用にカスタムした高圧洗浄機を使って丁寧に洗浄をしていきます。

洗浄後の写真がこちらです。



大量にこびりついていたカビとホコリの固まったもの、そして奥の方まで生えていた黒いカビも取り除かれてピカピカになりました。
クリーニング後の状態をお客様にも見ていただくと、『このエアコンのファンって青かったんだ、、、』とびっくりされていました。

クリーニング後はお客様の気にされていた臭いにおいも出なくなりました。
お客様のお悩み解決です。

こちらのエアコンは内部の状態とクリーニングした事でにおいが出なくなったことからもお客様が悩まれていたにおいの原因はエアコン内部の汚れ、特にカビが原因であったと考えられます。
エアコンから臭いにおいが出る場合の9割ほどの原因はエアコン内部に生えているカビが原因となります。そして、エアコン内にカビが生える原因は何かというと夏に冷房を使うことが原因なのです。

そもそもなぜエアコンにカビが生えてしまうのかというと、夏の冷房使用時にエアコンは冷風を出す為にエアコン内部で空気を急激に冷やしています。この冷却する時に水滴が発生します。水自体はドレンホースを通して屋外に排出されますが湿気はエアコン内部にとどまってしまい、この湿気が原因となってエアコン内部にカビが生えてしまうのです。冷房の使用頻度が高いエアコンはエアコン内部に湿気が止まっている時間も長くなるのでより多くのカビが生えてしまいます。
エアコンは全体がカバーで覆われているので内部の汚れ具合が分かりにくいので、エアコンからにおいがするなどのトラブルが出たり見える部分までカビの繁殖が進んでしまった時に初めてエアコンが汚れていることに気付くことが非常に多いです。

カビが生えたままのエアコンを使い続けるとエアコンから部屋中にカビをばら撒いている状態となります。そのカビを吸い込むと『咳』がでるようになったり、場合によっては『アレルギー性鼻炎』、『呼吸器系疾患』、『肺炎』などの病気になってしまう場合があります。
ですのでエアコンのクリーニングはエアコンの見た目の状態で判断せずにそのエアコンの冷房の使用頻度に合わせて定期的にクリーニングをしていただく事を強くお勧めします。
では、どれくらいの頻度でクリーニングが必要かですがリビングなどに設置している使用頻度の高いエアコンの場合は1年に1回がクリーニングの目安となります。使用頻度が低いエアコンでも3〜4年に1回はクリーニングをする事をおすすめします。

【神奈川県横浜市磯子区でのエアコン洗浄!】

では2件目のエアコンクリーニングを紹介していきます。
今度は神奈川県横浜市磯子区で行ったエアコンクリーニングです。
クリーニングしたエアコンはダイキン製スタンダードエアコン、F25FTNS-W、2004年製のエアコンです。

こちらのお客様はエアコンを使うと風の吹き出し口から黒い粉の様なものが降ってくる事にお困りの様です。

それでは、こちらのエアコンも全体を覆っているカバーなどを取り外し、分解して内部の状態を確認していきます。

カバーなどを取り外し、送風ファン部分を覗き込むと、、、、



送風ファンがカビとホコリまみれになってしまっていました。

お客様が気にされていたエアコンから降ってくる黒い粉ですがおそらくこの送風ファンにこびりついているカビとホコリがエアコン運転時に送風ファンが回転する事で遠心力で剥がれて風の吹き出し口から飛び出していると考えられます。
カビとホコリの塊がエアコンから飛び出しているのはゾッとしますよね?

ピッカピカにするためにもエアコンクリーニング専用の洗剤や高圧洗浄機を使って丁寧に洗浄していきます。

クリーニング後の送風ファン部分



カビとホコリが取り除かれてバッチリキレイになりました!
これで安心してエアコンを使えますね。

ちなみに、こちらがこのエアコンを洗浄した時に出てきた汚水です。



こちらのお客様ですがプロコートにエアコンクリーニングを申し込まれる前に他のクリーニング業者にクリーニングを申し込まれたそうです。ですが『古いエアコンなのでクリーニング出来ない』と断られたそうです。
この様に古いエアコンはクリーニング業者によってはクリーニングを断られてしまう事があります。理由は様々ありますが主な理由として『メーカーに予備の部品が無い』、『年数による経年劣化』が理由となります。
皆さんはエアコンの下の面に貼っているシールをよく見たことはありますか?エアコンのシールにはそのエアコンの型番、製造年などの情報、注意書きが書かれています。その中にメーカー毎に若干表記の差はありますが『設計上の標準使用期間』についても表記されています。

『設計上の標準使用期間』10年
設計上の標準使用期間を超えてお使いいただいた場合は経年劣化による発火、けが等の事故に至る恐れがあります。


そもそもエアコンを製造しているメーカーはエアコンの使用期間を10年と設定して製造をしています。
つまりエアコンの寿命は10年でそれ以上使う場合はお客様の責任においてお使いくださいという事なんです。
ですが10年以上使用されているエアコンはたくさん存在します。
実際にプロコートでは10年以上経過したエアコン、中には20年前のエアコンのクリーニングのお申し込みもあります。そして常にトラブルを起こさない様最新の注意を払いクリーニングをさせて頂いてます。ですが、年数の経っているエアコンは電源のコンセントを抜きさしするだけのちょっとしたきっかけでも経年劣化の影響で故障してしまうケースも有ります。(年数が経過していればしているほど経年劣化している箇所、劣化具合も多くなるので故障のリスクが高まります)
そしてエアコンには『エアコンが故障した時に修理する為の部品の最低保有期間』というものがあります。この期間がエアコンが製造されてから10年となります。この部品の最低保有期間を過ぎてしまうと修理用の部品が無くなってしまうのでメーカーでも修理ができなくなってしまうのです。この様な『経年劣化によって故障するリスクが高い』、『修理用の部品が無いので万が一故障した際に修理出来ない』という理由から製造されてから10年以上経過しているエアコンはクリーニングを断られてしまう事があるのです。
プロコートでは10年以上前のエアコンもクリーニングは可能です。ですが10年以上経過しているエアコンは特に故障のリスクが高い点、万が一の際に修理対応が出来ないので保障が出来ない点をご了承いただいた上でお申し込み頂きますよう宜しくお願いいたします。



一覧に戻る