浴室の床をこすっても、目地や滑り止めの凹凸に入り込んだ黒カビやピンク色のぬめりが取り切れない、という経験はないでしょうか。床は毎日足で踏む場所である一方、体重がかかることで汚れが凹凸の奥に押し込まれ、通常の洗剤だけでは落ちにくくなります。ここでは浴室床のカビ・ぬめりを根本から除去する手順を解説します。汚れの種類によって効果的な対処法が異なるため、まずは自宅の床の状態がどちらに近いかを見極めることから始めましょう。
黒カビとピンクぬめりは別物
浴室床の汚れには大きく分けて2種類あります。ひとつは黒カビで、これはカビ菌が繁殖したもので、放置すると床材の内部にまで根を張り、通常の洗剤では表面しか落とせなくなります。もうひとつはピンク色のぬめりで、こちらはロドトルラという酵母菌の一種によるものです。ピンクぬめりは繁殖スピードが非常に速く、掃除しても数日で再発しやすいという特徴があります。両者は色も原因菌も異なるため、対処法を分けて考える必要があります。見た目だけで判断がつきにくい場合は、まず中性洗剤で軽く様子を見てから、落ちにくければ塩素系に切り替えるという順序で試すと、床材への負担も抑えられます。
黒カビの除去手順
- 床全体をシャワーで軽く濡らし、表面のホコリや皮脂を流す
- 塩素系カビ取り剤を目地や滑り止めの溝に沿って塗布する
- 規定時間(5〜10分程度)放置し、成分を浸透させる
- ブラシで凹凸に沿ってこすり、奥のカビをかき出す
- シャワーで十分にすすぎ、洗剤成分を残さない
床材の滑り止め加工は凹凸が細かいため、毛先の硬すぎないブラシを使い、力任せにこすらず往復させるように動かすと汚れをかき出しやすくなります。
ピンクぬめりへの対処
ピンクぬめりは酵母菌のため、塩素系よりも中性洗剤とスポンジでのこまめな除去が効果的な場合があります。繁殖スピードが速いため、完全に除去してもすぐに再発することが多く、「除去」よりも「発生させない環境づくり」が重要になります。入浴後に床の水気を軽く切っておくだけでも、再発のスピードをある程度抑えられます。排水口の周辺にも発生しやすいため、床と合わせてヘアキャッチャーまわりも定期的に確認しておくとよいでしょう。
再発を防ぐための床の使い方
床材に皮脂や石けんカスが残ると、それがカビや酵母菌の栄養源になります。入浴後に浴室用のスクイージーや雑巾で床の水分を軽く拭き取る、換気扇を最低1時間は回し続ける、といった習慣が再発防止につながります。特に大阪の夏場は湿度が高く、浴室が乾きにくいため、換気時間を通常より長めに確保することをおすすめします。バスマットやすのこを敷いている場合は、その下にも湿気がこもりやすいため、定期的に持ち上げて床を乾かす時間をつくることも再発防止につながります。
床材の奥まで根付いたカビはプロにご相談を
床材の目地や滑り止めの奥まで根を張ったカビは、市販洗剤とブラシだけでは完全に除去できないことがあります。プロコートの浴室クリーニングでは23,100円から、床材に対応した専用洗剤と機材で分解洗浄を行います。防カビコーティングを合わせて施工すれば、カビの再発を抑える効果も期待できます。大阪府全域・兵庫5市に対応しておりますので、床のカビが気になる方はお気軽にご相談ください。








