追い焚き機能付きのお風呂で、お湯を沸かし直すたびに嫌なにおいがする、浴槽にピンク色や黒い浮遊物が出てくる、といった経験はないでしょうか。これは追い焚き配管の内部に皮脂や湯垢が蓄積し、雑菌が繁殖しているサインです。ここでは自分でできる追い焚き配管の洗浄手順を解説します。

追い焚き配管に汚れが溜まる仕組み

追い焚き機能は浴槽のお湯を配管に取り込み、加熱してから浴槽に戻す仕組みになっています。この過程で、入浴中に体から出る皮脂や垢が配管内に吸い込まれ、配管の内壁に付着していきます。配管内部は暗く湿った環境が保たれるため、皮脂を栄養源として雑菌やカビが繁殖しやすく、時間が経つほどぬめりや浮遊物として現れやすくなります。特に家族で残り湯を共有する習慣があるご家庭では、皮脂の持ち込み量が多くなる分、配管内の汚れも蓄積しやすい傾向があります。

自分でできる洗浄の基本手順

  • 浴槽の残り湯を追い焚き配管の吸込み口が浸る高さまで残す(機種により目安は異なる)
  • 市販の配管洗浄剤を規定量入れる
  • 追い焚き運転を行い、洗浄剤をお湯とともに配管内に循環させる
  • 取扱説明書の指示に従って規定時間放置(浸け置き)する
  • 浮いてきた汚れをすくい取り、浴槽の栓を抜いてお湯を排水する
  • 最後にもう一度お湯を張って追い焚きし、すすぎ運転を行う

洗浄剤の選び方

市販の追い焚き配管洗浄剤には、塩素系と酸素系(発泡タイプ)があります。塩素系は殺菌力が高くにおいの原因菌に対して効果が期待できる一方、独特のにおいが残ることがあります。酸素系は発泡による物理的な洗浄効果があり、比較的マイルドな使用感が特徴です。給湯器の取扱説明書で使用可能な洗浄剤の種類が指定されている場合もあるため、事前に確認しておくと安心です。他の洗剤と混ぜて使うと有毒なガスが発生する危険があるため、必ず単独で使用し、洗浄中は浴室の換気扇を回しておくことをおすすめします。

浸け置き時間の目安と頻度

浸け置き時間は製品によって数十分から一晩程度まで幅がありますが、汚れが気になる場合は指定時間の範囲内で長めに設定するのが効果的です。追い焚き配管の洗浄頻度は、月1回程度を目安にすると汚れの蓄積を抑えやすくなります。家族の人数が多いご家庭や、毎日追い焚きを使うご家庭では、やや短めのサイクルを意識するとよいでしょう。逆に一人暮らしで追い焚きの使用頻度が低い場合は、2ヶ月に1回程度でも汚れの蓄積を抑えやすい傾向があります。

自分での洗浄で落ちない場合

長期間手入れをしていなかった配管は、市販の洗浄剤だけでは内部の汚れが落ちきらないことがあります。ジェットバスなど噴射口が別途ある機種は、配管の構造がさらに複雑になるため、自分での洗浄には限界がある場合もあります。改善しない場合は、専門業者による洗浄や点検を検討することをおすすめします。においの原因が配管ではなく浴槽そのものの水垢やカビである可能性もあるため、浴室全体を確認したうえで対策を検討すると、根本的な解決につながりやすくなります。

まとめ|定期的な洗浄で清潔なお湯を保つ

追い焚き配管は目に見えない部分だからこそ、定期的なセルフメンテナンスが大切です。自分での洗浄でも改善しない汚れやにおいが気になる場合は、プロコートの浴室クリーニングとあわせてご相談ください。大阪府全域・兵庫県5市に対応しております。

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